網地島発 姥婆すてture・zure

島に住む染物屋の婆々が思いつくくままに

オロオロと・・

Posted by ichi姥 on   0 comments   0 trackback

今日は一日中クロが姿を見せません。
朝ご飯も 夕ご飯も用意して待っていたのに・・・・・・・
誘拐されたのかしら?電話が鳴ると、身代金の要求かと飛び上がり・・・・そんなわけないか。
ご近所から、サバを一本かっぱらわれたと苦情をうけたばかりだから、他所でも悪さをして折檻でもされたのではないか・・・・あれこれ考えると不安は増すばかり。
何処へ行ってしまったのか、もっと美味しい御飯の家に行っちゃったのかな。うちだって相当御馳走だったと思うんだけど。
明日も来なかったら・・・・

PICT0494_convert_20140627081619.jpg

いました!
朝、縁側の戸を開けるといつも通り待っていました。

PICT0493_convert_20140627082231.jpg

やはり何処かで何か食べてきたようです。美味しいお口(ぺろぺろ口の周りを舐めるのを我が家ではこう呼ぶ)をしています。

PICT0497_convert_20140627081833.jpg

わたしクロにすっかり振り回されています。  やれやれ・・・・

スポンサーサイト

土方歳三・詣で

Posted by ichi姥 on   0 comments   0 trackback

土方歳三が生き残りの新撰組隊士をひきいて一本木の関門から斬りこんでいったのは1869年6月20日。
斥候と間違えた新政府軍の[誰だー!]という誰何に
[新撰組副長・土方歳三!] 名乗った時には既に相手を斬り払っていた。
この最後のとき、土方は函館奉行並ではなく、あくまでも新撰組副長としての土方歳三であった。
終焉の地は現在の函館市若松町、総合福祉センターの庭内にある。

PICT0558_convert_20140620172132_2014062111260958f.jpg

PICT0562_convert_20140620172409_20140621112421c49.jpg

愛刀・和泉守兼定[之定]を引っ提げ、まっ白なマフラーをなびかせて斬りこんでいく土方歳三の姿を彷彿と・・・・・は、できなかった。
あまりに静かな庭でした。

「土方歳三・函館記念館]は外観がいかがわしいので、どうしようかと思ったのだが・・・
いやー これが、思い入れたっぷりで良かったのです。

PICT0609_convert_20140620173021_201406211130139e9.jpg

PICT0605_convert_20140620172726_201406211127142fa.jpg

PICT0606_convert_20140620172829_20140621112752f8d.jpg

展示物は実際に土方が使用したものではなく、同時代のものが陳列してあるのだが結構臨場感があります。狭い場所にぎっしり並べられているのも、追い詰められた新撰組の姿のようで真に迫り、長い時間見入ってしまった。

PICT0607_convert_20140620172916_2014062111282792f.jpg

PICT0604_convert_20140620173451_201406211244574ca.jpg

土方が市村鉄之助に託し、佐藤彦五郎に届けさせた例の有名な写真の裏書です。
どっぷり土方歳三に浸りました。ここで歳さまを見送った気になりました。

移動には例によってバスと市電だったのだが反対方向に乗ってしまい、行くつもりのなかった五稜郭へ。タワーには上らず売店で歳さまのストラップだけを買いました。こんなドジをしても誰にも迷惑をかけない一人旅は気楽なものです。

PICT0568_convert_20140620175146_2014062111330620b.jpg

最後の江戸から平成に帰って来たのだが、函館の街はその間の時代を今に繋いでいるようです。

文明開化

Posted by ichi姥 on   0 comments   0 trackback

函館へ行ってきました。
札幌乗り継ぎのANA機が着陸態勢にはいると眼下には「箱館真景]そのままの景色が広がり、五稜郭もくっきりと星形で・・・・上空から見るにかぎりますね。
仙台は良く晴れて暑いくらいだったのに、北海道は蝦夷梅雨とかで雨。滞在中はどうなることやら・・・・
ウニとイクラとカニのてんこ盛り丼を食べるのも目的の一つだったので雨をものともせず函館朝市横の[どんぶり横丁市場]へ。たいていの店は2時閉店だが2・3軒は6時まで営業しており、多くのガイドブックでお勧めの食堂へ直行、スペシャル丼を注文した。
私 思い知りました。自分が日頃どんなに新鮮で美味しい物を食べていたのかを。
そりゃそうですよね。ついさっきまで海の中いた生きたウニをむいて食べているのです。まだぴちぴち跳ねているスズキをさばいて刺身にしているのです。イクラだって鮭の腹から取り出して・・・こりゃ、お店で出すものがかなうわけがない。
なーんだかガッカリするやら反省するやら、網地島の皆さん「ありがとう]って感じでした。
もう海鮮はやめ! 文明開化でいくことにしました。
ペリー来航により日米和親条約が締結されて、浦賀と函館が開港された。函館にはまたたく間に西洋文化が入り、そして和洋折衷の独特の文化が生まれたわけです。
翌日からは曇天ながら雨にみまわれることもなく、まずはHAKODATE・BEERへ

PICT0573_convert_20140620175300.jpg

ここではそれぞれ味の違う地ビールを数種作っている。五陵の星、明治館、北の一歩、北の夜景etc

PICT0585_convert_20140620175542.jpg

PICT0578_convert_20140620175358.jpg

一応ひとわたり呑んでみました。どれも旨かったけれど、私は「北の一歩]が好きです。[いか入りキタアカリのコロッケ]がビールにあいます。もちもちしたイカの食感とジャガイモの旨み、抜群です。

PICT0580_convert_20140620175455.jpg

お腹がいっぱいになったところでぶらぶらと散策、郷土資料館(元・金森本店)で親切なおじさんに詳しい説明をうけ、すごくお得な気分。あまりに熱の入った説明に、金森さんの子孫かと思った。
適度にお腹もこなれたところで船見坂へ。この中腹に大正3年創業の銭湯「大正湯]がある。
風呂好きではないので温泉には興味がないが、銭湯にはひかれるんです。何処でも入りたくなる。

PICT0601_convert_20140620175636.jpg

PICT0602_convert_20140620175726.jpg

ご近所のご婦人方が入浴中なので写真は撮れなかったが、中はこじんまりとしてタイル張りの綺麗なお風呂でした。
此処には「銭湯絵」はありません。番台の奥さんに聞くと昔から無かったとのこと。私の子供のころから銭湯の奥さんには美人が多いような気がするが大正湯も然りでした。知らない土地でぶらりと一風呂浴びあー、いい湯だった!

BEACON

Posted by ichi姥 on   0 comments   0 trackback

現在、島にソフトバンクの電波塔を立てているらしい。
ヘルメットをかぶった犬のお父さんは見かけないが、どこでも一番早く繋がるという、あの戦略ですね。よいことです。

PICT0552_convert_20140613084626.jpg

PICT0555_convert_20140613084733.jpg

ちかごろ電波にまつわることが多々あり、むかーし見た映画を思い出した。
1955年のフランス映画 [空と海の間に]
12人が乗り込んでノルウエイ沖で操業中の漁船に病人がでて、それが2人、3人と広がっていく。船長は無線で救助を求めようとするが故障。そこで自分のアマチュア無線を使って呼びかけることになる。
これ、ハム(アマチュア無線)の映画なんです。
世界各地にハムがいて見知らぬ土地からの電波をキャッチしようとしている。映画ではアフリカのハムが電波をつかまえ、次にパスツール研究所にしかない血清を求めるメッセージをパリの青年がキャッチする。それを受けるのがドイツの盲人、アメリカ、ソ連、ポーランドと繋がり、タイムリミットに向かってバトンタッチしていく。
思い出したのでYouTubeで見てみようとしたのだが古すぎて出てこない。Googleで検索をかけたら出ました。好きな人がいるんですねえ。アマチュア無線にかかわる映画のトップでした。
でもこの映画、字幕がないんです。みんな各国の言葉で話している{らしい}。あらすじを知っていなければ全然わからない。
私、中学生の時に見たんだけれど、判ったのかしら?謎です。
おそらくポツリヌス菌による感染症であろうという医師の指示を受けて、船長が確認のために船の少年が飼っている黒の仔猫に注射する場面がある。このクロが可愛い、そして悲しい。

PICT0549_convert_20140613084518.jpg

PICT0551_convert_20140613085428.jpg

かなり無理のある設定の映画だけれど、緊迫感があり無線を通して国を超えた人々の繋がりに感動します。いずれにしろ60年前の作品です。
今ではねえ・・・
PCで[送信」ポン!一瞬です。

記事に関係なく、最近はクロの写真ばかりでごめんなさい!

冥界への道

Posted by ichi姥 on   0 comments   0 trackback

網地島に所縁のある元漁船員さん、そして今航海上にある現役の船員さんから続けてメールをいただいた。
僅か島民400名の小さな島の埒もないブログを、東経165度北緯31度の太平洋上で読んでいただいているなんて、ちょっとロマンです。
私、理科は苦手ですが頭の上を電波が縦横無尽に飛び回っているってこと・・・・・?
キーを叩きながら、[ついていかれないなあ」等とつぶやきつつ・・・

このところ毎朝のように濃霧。まっ白で何も見えない中を何度もなんども霧笛を鳴らしながら巡航船が入ってくる。そんなときの船に乗ったことがありますが、まるで雲の中を船が音もなく滑っていくようで、幽玄な趣です。
自分はいま冥界への道を辿っているのだろうか・・・なんて

PICT0540_convert_20140611091856.jpg

県道から脇道に入るところにあるお地蔵様。

PICT0542_convert_20140611091954.jpg

あちらこちらの藪の中にある神様は、何處もいつも綺麗に浄められている。

PICT0546_convert_20140611092053.jpg

水気を含んだこの季節の朝の空気は良い匂いがする。

PICT0547_convert_20140611092150.jpg

PICT0548_convert_20140611092248.jpg

山櫻の実もあらかた鳥に食べられたようで・・・・

メロメロです

Posted by ichi姥 on   0 comments   0 trackback

私のブログ [黒猫だより] になりそうで、ちょっと怖い!

PICT0536_convert_20140606124018.jpg

片手をチョンと出しているのが可愛い。

PICT0533_convert_20140605161736.jpg

ゴロンてした時ついにお腹を見ました。一瞬だったのでカメラは間に合わず絵もかなり変だけど、確かに白い部分を確認。
毎日クロを追いかけて、私って暇人だなあ・・・・
でも 彼、すっごい魅力的なんです。

酒とバラの日々

Posted by ichi姥 on   0 comments   0 trackback

1962年のアメリカ映画です。
タイトルがいい。実は私、この映画を見てないのです。見てもいないのにタイトルだけが未だに印象に残っている。
てっきりバート・ランカスターの主演だと思っていたので、男臭くやるせない、ちょっとハードボイルドタッチの内容を想像していた。でも違っていたみたい。主演はジャック・レモンです。

PICT0531_convert_20140602223347.jpg
          (網戸越し)
やはりタイトルにひかれて清水義範の[酒とバラの日々]を読んだ。
入学と同時に映画にはまり込んだ高校生の青春の日々。
ぼくのために作られ僕に見られることことを目的に作られている。特に選ばれた僕のために、という青臭くも傲慢な映画少年、早熟だった中学生の私に重なります。
[映画というのはエロチックなもので、その異世界の質感に心をときめかせる。」
クハーッ、その通り!
語られる映画のほとんどを見ているので、いよいよはまり込んでしまう。「ハスラー][シベールの日曜日]「あなただけ今晩は」[アパートの鍵かします]etc・etc
そして、「アラン・ドロンは僕だった」と、くるんです。[太陽がいっぱい]の主人公トム・リプレイ、欲求不満で本当は必ず何者かであるはずの孤独な存在。あれはあの時代の若者のことだった。そして僕だった。あのころの僕たちは、青春の只中にある自分自身をみるために、アラン・ドロンを追った。  ウハーッ!
70歳にもなる婆さんが、もう、青春プレイバックです。さて、いよいよ「酒とバラの日々」
この少年も見ないでタイトルだけに魅かれる。満たされた映画的青春への憧れがテーマに違いない、映画青年の夢にささげられた映画じゃないかと思っている。
20年を経て彼が深夜テレビで見た「酒とバラの日々」はアルコール中毒の中年男が、なんとかそこから脱しようと、バラ園の仕事を手伝うというストーリー。  ええっ、そうだったの。ちょっと、ちょっと、そのまんまのタイトル?
ジャック・レモン主演ではそうなるでしょうね。ペーソスを漂わせるいい役者でした。
最後が「冒険者たち]
忘れられない映画です。そして小説の最後をアラン・ドロン演じるマヌーの台詞で締めくくる。
「レテイシアは、お前と暮らしたいといってたぜ]
「この・・・・・大嘘つきめ」  これはリノ・ヴァンチュラ

大昔の映画少年・少女には堪りません!はあー、ほんとこの小説、青春プレイバックです。